上品な甘さで美味しい!当店のケーキは〜の後編
- サックス奏者 佐藤大地
- 2021年11月18日
- 読了時間: 3分
はい、この前の続きです。
で、早速前回の答えなんですけども答えは「プロフィールを書く」だと僕はおもってます。
プロフィールって「あたかも」誰か第三者が書いてるような気になって読んでしまうんです。(もちろん本当に第三者が書いてる場合もあるけど)
自分がケーキの立場に立つことができます。
そして、口語ではなく箇条書きで説明するだけで受け手の印象ってガラッと変わるものなんです。
「俺、昔に〇〇の大会で金賞とってさ~」より「○年に関西における○○大会で金賞を受賞し~」のほうが敵意や嫌味という、自慢話特有のうざがられる要素というのは薄められます。
ただ、プロフィールに書ける自慢話(ここでは聞こえは悪いけど便宜上、自慢話と表現していきます)も何を書いてもいいわけではないです。
あくまで他人からの評価として書かなければならない、読み手に真意を悟られてはいけないんですね。
なので単に「サックスが幼少期よりとても上手く〜」とかは書けないです。
でも「〜大会で金賞を受賞し…」とかっていう「確証のある自慢話」は書けるんです。
他にも「有名アーティストの○○と共演し…」ってのも書けます。
「○○大学を首席で卒業」も大丈夫。
これだけでも、自慢話のように嫌味に囚われることなく自分のいいところをアピールできるので相当な武器になります。
色々と制約はありますが、プロフィールに書くことが最大限できる自分の価値を示す方法だと思っています。
でもそれって、やっぱり過去に輝かしい栄光が無いと何も書けないんじゃないか?
って多分思ったでしょう。
受動的行為を0に、能動的行為を100に近づける
では過去に受賞歴も何にもない人はどうすればいいのか。
大学で首席に選ばれるのも、賞で金賞を受賞するのも受動的、つまりは人から受ける行為なんです。
受動的な行為ってのは受け取るに値する人じゃないといけないし、そもそも大会にでたりしないといけないのでもちろんハードルも高いし、チャンスも少ないです。
それが無い人は(僕のことだけど笑)自分で行動する、つまり能動的行動でプロフィールに書けることを増やすしか無いんです。
能動的行為で人に自慢できる、プロフィールに書けることといえば僕達ジャズマンだとパッと思いつくのは「○年に単身渡米し〜」とか「昨年1stアルバムをリリースし〜」とかですね。
能動的な行動って、自分で好き放題できるからすごい楽だし、その気になれば(資金も必要だけど)なんだってやっていいんです。
一番アーティスト向きなんですよ。いちいち他人に許可とらなくてもいいですしね笑
人から演奏の仕事をもらうのではなく、自分でイベントを組んで演奏する方が機会も多くなります。もちろん労力やお金はかかりますけど、それが評価されれば仕事にもなってお金ももらえます。
僕の人生最大の過ちがまさにこれで「サックスが上手くなったら仕事が貰える」とおもってたんですよね。
つまり受動的行為に期待しまくっていた時期がありました。
なので練習ばっかりしててほとんど仕事はなく、たまに入る仕事に大喜びしてました。
(今も割とそうだけど。誰か仕事ください笑)
でも、一番いいのは自分でライブしまくることなんですよね。
ライブ以外でもできることはどんどんやって行く事が大切なんです。
SNSとかYoutubeとかなんでもいいんです。
儲からないことはやらないのではなく、本当になんでもやっていく。
そうすれば自分のスキルもアップするし、評価もドンドン上がっていく。
プロフィールに書けることだって増えていきます。
もう自分で自分のことを褒めなくても、第三者だったりプロフィールだったりがあなたを褒めて評価してくれます。
んで、プロフィールを読んでくれた人があなたに直接「すごい経歴をお持ちなんですねー!」とかって言ってきたらすかさず「いや~、僕なんかまだまだ…笑」と謙遜しましょう笑
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